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書道の個展開催までの準備方法(2023年5月に個展をします)

 

みなさんこんにちは書道家の上平泰雅です!

 

今回の内容はずばり「書道の個展開催までの準備方法」というテーマで進めて参りたいと思います!

 

「初めてのこと」って書道の個展に限らず何をどうしたらよいのかわからない。

わからないからできない。そんな風にあきらめてしまう方も多いのではないかと思います。

 

そこで今回は、2023年度初めての個展を開催する私、書道家の上平泰雅が開催期間までに準備していることをみなさまに共有して参ります。

ちなみに2023年5月9日からなので本記事を書いている時期でちょうど1か月前となります。

 

 

あくまでも現在の私の方法ですのでこれだけがすべてではない!ということを前提に記事を読み進めて頂ければ幸いです。

 

 

ぜひ、みなさまにお越し頂得れば嬉しく思います!

 

 

 

書道の個展開催までの準備方法

 

個展準備までの方法は以下の通りです。

 

1.コンセプトを決める

2.場所を決める

3.作品を制作する

4.作品を表具する

5.DMを制作・告知する

 

それでは順番に説明します!

 

 

コンセプトを決める

 

私の場合はまず最初にどのようなコンセプトで作品を発表しようか

という点から考えました。私の場合は、と記しましたが、

おそらく多くの方がこのコンセプトの決定から入るのではないかと思います。

 

初めての個展なので特にめちゃくちゃ悩みました。

 

悩みぬく中で、

「普段自分自身は何を基に字を書いていたんだっけ?」

「どこに喜びを感じたり、嬉しさを感じるだろう?」

 

と自問自答した結果、今回のテーマである「心に響く」となりました。

 

私は普段、書道教室や書道パフォーマンス、ロゴ・題字制作

YouTube配信、オンラインスクールなど見てくださっている方、

聞いてくださっている方、参加くださっている方に何か少しでも

お役立ちできるものをお届けできればという思いを持って活動しています。

 

その根源をたどっていった際に言語化すると

「お役立ち=心に響くものをお届けする」

 

と結びつき、自分の中でもしっくりと落ち着きました。

 

文字を通して、ひいては自分という存在を通して

心に響く何かをお届けしていきたい。

 

せっかく初めて個展をするのだから、

最初の素直な気持ち、根源的にもっている思いを

作品として表現しよう。

 

そのような形でコンセプトが決定しました。

 

ちなみにここに至るまでの時系列としては

個展開催の約1年前となります。

 

 

場所を決める

 

コンセプトが決まった後に起こしたアクションは

ずばり場所を決めるということです。

 

この段階で本来先に考えなければならない点が

予算だと思いますが、私の場合は予算は二の次でした。

 

テーマに合わせて発表できる場所が見つかった段階で

申し込もうと考えていたからです。

 

「ここで開催したい」そう思える場所が

見つかり、予算オーバーだった場合にも

予算がたりないからやらない。あきらめよう。

 

という思考ではなく

むしろここで開催するためにどうしよう?

こんな方法はできないだろうか。

 

と考えるタイプなので、あまり深く考えていなかった

ともいえますが・・・笑

 

 

ちなみに、個展の開催も複数の方法があります。

 

予算をかけられない場合によくあるのが

カフェの壁面をお借りして展示したり、

公共施設の一部分をお借りして発表したりなどが一般的なのかなと思います。

 

 

その他には私が行うように

ギャラリーをお借りして実施するパターンです。

 

ギャラリーで開催されている個展にも種類があり、

今回の私のようにレンタル料を支払って借りるパターンと

企画展としてギャラリー側からお声がけいただき行うパターンがございます。

 

その他百貨店やホテルのギャラリーも同様です。

 

 

今回のギャラリーの決め手となった理由は、

この同時代ギャラリーのあるビルに私が昔から大好きだった小劇場のGEARがあるということと

 

お世話になっている書道家の方が数十年前に実施したことがあり、

オーナーやスタッフの方がとても親切だったというお話を

伺ったことの2点が大きな理由となっております。

 

 

あとは、複数のギャラリーを実際に回ってみた中での

アクセスのしやすさや、発表したい作品のサイズ感なども

考慮して最終的に確定したというイメージです。

 

 

 

作品を制作する

 

さて、コンセプトが決まり場所も決まっていよいよ作品作りです。

 

いよいよ自分との戦いの始まりです。

きっと客観的に見たら何も変わらない。

 

そんな些細な部分のこだわりを持って制作します。

 

文字の構図はもちろんのこと線の質、余白

それを生み出すための墨、筆、紙の種類

 

そして今の自分が持てる技術を

最大限生かせるよう書く。

 

この時間が何よりも楽しい時間であり

葛藤の時間でもあります。笑

 

 

ち、な、み、に・・・・

長年書道をされている方でも非常に多いのが

周りの目を気にしすぎるということです。

 

誰にどう評価されるかなんてことを気にしていたら

何も書けなくなって今いますので

今まで自分が積み重ねてきた努力を作品にぶつけて

自身を持って発表するようにしましょう!

(←どこからの目線やねん。というつっこみはなしでお願いします。笑)

 

 

とにかく、

私も作品制作にあたって、濃墨・淡墨(青墨)を使用していますが

墨の色の違いなども楽しんでいただければと思います。

 

書道の墨は黒でしょ?

と思いがちですが全く同じ黒というものはございません。

黒の奥行、白の余白を楽しんで頂けますと幸いです。

 

 

今回の個展において新作を25点書きあげましたが

作品制作完了時期は個展開催の約3か月前です。

 

 

作品を表具する

 

作品ができたらいよいよ表具です。

表具とは人間でいうところのお化粧のようなものです。

 

額にするのか軸にするのか

はたまたどんな種類のマットを入れるのか

どんな生地、フレームの種類を使うのかなど・・・・

 

 

とにかくたくさんありますので

選ぶのは悩みますし、これもまた非常に楽しい作業の

1つです。

 

 

ちなみに、私の場合は

作品を作る段階で、この作品はこういう額(色・マットの種類・フレームの雰囲気)で

こういう表具の方法(浮かし・落とし・平面など)をしてもらおうとあらかじめ

完成系、飾る場所の想定をしたうえで作品を制作します。

 

やはり作品は制作して終わり

ではなく飾って初めて作品として生きると

考えているからです。

 

絵画と比べると文字そのものに意味があることで

空間になじみにくいというとらえ方が出来る一方で

意味があるからこそ飾れる場面・場所があるのも事実ですので

 

わざわざギャラリーに行かなくても

日常の中で書を見る、触れる機会が増えればいいな、

増やしていくぞとの思いがバシバシこもった作品たちです。

 

よく作品はわが子のようだと

例えられることが多いですがおっしゃるとおりだなと感じます。

作品のご依頼を頂いて、いざ飾られている様子を見ると

成人したこどもを見送るってこういうことなんだろうなと

すごくうれしいようなさみしいようなそんな気持ちにさせてくれます。

 

今回も真心こめてていねいに書きあげた作品たちが

どうなっていくのかが本当に楽しみです。

 

 

表具の時系列として

今回の場合は、作品制作終了時とほぼ同時期の

開催の約3か月前に表具師の方とお打ち合わせし

作品をお預けしている状態です。

 

 

DMを制作・告知をする

 

 

いよいよここからは告知です。

 

DMは外注すると費用がかさむ&個展のDMであれば

シンプルなデザインで事足りるため、イラストレーターを使って自身でデザインしました。

 

 

たいていの場合、自分の顔を入れることはないのですが

DMを受け取った方との会話のきっかけや

そもそも顔を思い出してもらいやすくするためにあえて掲載いたしました。

 

YouTubeやInstagramをはじめとした

各種SNSのアイコンと連動した写真です。

 

 

DM以外の部分に関しては1か月前位に差し掛かった現在、

SNSを使った告知の加速化、当日に必要な備品の準備などに

徐々に取り組んでいる最中です。

 

本ブログもその一環でもあります。

 

 

まとめ

 

はい、ということで

簡易的ではございましたが、

まさに自身が今行っていることをタイムリーに

お伝えして参りました。

 

これから個展をやってみたいけど

勇気がない。どうしたらいいかわからない。

 

そのような方のお役に少しでも

立てていれば幸いです。

 

 

 

最後に繰り返しの告知にはなりますが、、、、

 

 

書家 上平 泰雅 個展

 

 

入場無料&会期中は毎日在廊しています

たくさんお話ししましょう^^

 

 

書家 上平 泰雅が初の個展を京都にて開催

「心に響く」をメインテーマとして濃墨作品や淡墨作品を約30点展示しております

 

また、当日はかねてからご要望頂いておりました

作品の展示販売も行っております

 

 

書を世界と未来へ

書を世界のエンターテイメントへ

 

 

これらを指針に掲げて活動している書家 上平 泰雅の

 

 

今にしかできない、

今だからこそ表現できる世界をお楽しみください

 

個展詳細

 

<会場>

同時代ギャラリー 

〒604-8082  京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル2F

 

<会期>

2023.5.9. Tue  ~  5.14. Sun 

(6日間開催)

 

<時間>

12:00 – 19:00  ※最終日のみ17:00迄  

 

 

<アクセス>

・京都市営地下鉄 東西線「京都市役所前」駅 ZEST8番出口から南へ徒歩4分

・阪急電車「河原町」駅 10番出口から一筋西を北に徒歩8分
・京阪電車「三条」駅 6番出口から西へ徒歩6分
・JR「京都」駅からタクシーで1,000円前後

 

Googleマップ

 

 

 

ぜひ、会場でお会いできることを楽しみにしております!

 

 

 

 

2023.4.7

書道家 上平泰雅

 

 

 

 

 

 

 

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