書道(習字)教室で学生向けにお手本を書く時意識していること
書道(習字)教室で学生向けにお手本を書く時意識していること
みなさんこんにちは
書道家の上平泰雅です。
今回は私が運営する書道教室・習字教室で
小学生・中学をはじめとした学生に向けて
書いているお手本に関するお話をしたいと思います。
字の上達において
お手本の良しあしというのは非常に大きく影響を与えます。
それは習字(書写)・書道共に言えることです。
特に教育課程とも強くかかわりのある
小・中学生は指導者として細心の注意を払う必要があると考えています。
そのため、私の運営している教室では
学生の生徒様に指導する際に教育課程で習う
教科書体をベースとしたお手本を書くように心がけています。
補足しておくと、
あくまでもこれは私の教室での「選択」になりますので
これだけが正解であるということではありません。
指導者によっては、書道を学ぶのだから年齢問わず
「古典に根差したものを幼いころから指導をする」
という先生もいらっしゃるので
何を基準に判断するのかに応じて異なることもあり
「一概にこれが正解」
というものがあるかというとそうではございません。
ただし、いずれの場合にせよ
知識として知っておくということは指導者の責任として
最重要すべき点であると思います。
そのため、私自身、書道の教室を開こうと心に決めたことで
その責任から逃げることがないよう日々勉強をしています。
そういった面でいいますと、指導者ではありますが少しでも早く、少しでも多くの
知識・技術を習得できるように私自身も積極的に学んでいる最中であるともいえます。
少し話が脱線してしまいましたので戻しますと・・・・
成長過程において
学生は脳も身体も若く、とにかく吸収スピードの速い時期です。
書道・習字においても同様で、この時期に何を知り・何を学ぶのかということは
非常に重要であるということは言うまでもありません。
つまり、書道、特に習字は指導者の知識が浅いと
「これが正解です。これをしなさい。こうしなきゃダメです」
となりがちな分野ですが、
そうではなく、知識面・技術面においてあらゆる選択肢を示してあげることが
書道を前向きに楽しめるきっかけになると考えています。
強制されるとなんでも嫌になりますよね・・・・
なかなか偉そうなことを書きましたが・・・
たくさんの選択肢を示すことのできる指導者を目指して私も邁進いたします!
今回は、
書道(習字)教室で学生向けにお手本を書く時意識していること
というテーマでの記事でしたが、いかがでしたでしょうか?
書き進むにつれて、
「学生に限らず全般的に意識していることやん」
とセルフツッコミしながら書いていた私です。笑
字の上達のためには
自分自身で決めた「こんな字を書きたい!」が
一番のモチベーションに繋がると思いますので
独学、先生につくのどちらの場合においても
教室選びやお手本選びといった「最初の選択」を
吟味することは長期的に学ぶ上で
大切なのでぜひ意識されてみてくださいね^^
大人・こども関わらず皆様も私と共に楽しく気軽に書道・習字を学んでみませんか?
ぜひ実際にお会いできることをお待ちしています♪
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