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書道パフォーマンス作品を高校生と共に制作しました

 

書道パフォーマンス作品を高校生と共に制作しました

 

みなさんこんにちは

書道家の上平泰雅です。

 

 

今回は2019年コロナが流行する前に行った

高校生との共同制作の書道パフォーマンスの内容について触れたいと思います。

 

書道パフォーマンスといえば高校生が団体で行うものや

私のようにプロとして活動しながらソロで行うなど方法は多岐にわたります。

 

 

そして普段は式典や商業施設のイベントなどで

書道パフォーマンスを行うことの多い私ですが、

ワークショップとして書道パフォーマンスを行うという

貴重な経験が出来たのも今回の内容となっております。

 

しかも・・・・

写真を見て頂きましたらわかりますように

見渡す限り海!

 

そう、この作品の制作は隠岐の島の海士町というところで

行われました。

 

 

そもそも隠岐の島の海士町ってどこにあるの?

 

 

ちなみに海士町はこちらです

 

 

島根県に位置する隠岐の島諸島のひとつです。

 

海士町といえば「ないものはない」をコンセプトに

様々な面白い取り組みをされている町のひとつであり、

 

 

今回のコラボの主でもある島根県立隠岐の島島前高校というのが

各メディアにも注目されている素敵な取り組みをされている高校なのです。

 

海士町や島前高校に関しての

詳しくはこちらのリンクご覧ください

 

隠岐郡海士町オフィシャルサイト (town.ama.shimane.jp)

 

島根県立隠岐島前高等学校 – 隠岐島前高等学校は地域創生の一翼を担う高校です。『グローカル人材』の育成を目指して、地域でも世界でも学べる多様な機会を提供しています。 (dozen.ed.jp)

 

 

書道家 上平泰雅と島前高校生のコラボ企画

 

さて、そんな素敵な取り組みをしている

海士町・島前高校とのコラボ企画ということで

ずばり!

 

巨大な書作品を海に浮かべてみたい

 

これが本企画の根幹であり発端であります。

 

「浮かべるためにはどうしたらいいんだろう?」

「せっかう浮かべるんだからドローンで撮影がしたいなあ」

「せっかくなら高校生だけでなく地域のみなさんが集まれたら面白いのでは?」

 

最初のコンセプトは我々が提示し、

その上でそのコンセプトを実現させるためのプランニングや

地域住民の声掛け、実行に向けた取り組みは全て高校生主導で行います。

 

 

主体的に動いて多くの方を巻き込むためには

並々ならぬ行動量やそもそものコミュニケーションを

いかにとれているのかが重要な要素であると思いますが

それら課題をひとつひとつクリアしてくれて当日を迎えました。

 

 

書く内容は冒頭にも記載いたしました

海士町のコンセプトである「ないものはない」そして海士町という文字です。

イメージとして「ないものはない」の部分はポスターデザインの形を

トレースし、その下に漢字で海士町と書くというシンプルかつ秀逸な内容です。

 

 

 

 

当日の書道作品制作の様子

 

「ないものはない」の部分は手に絵具をつけて事前に書いていた下書きに沿ってみんなで文字を

構成していきました(絵具と笑顔まみれの素敵空間でした!)

 

 

とにかく掌は絵具まみれ、

各箇所手分けしながらどんどん文字を構成していきます。

文字の周りにも、手形をどんどん残し、私もとにかく楽しかったことを

今でも鮮明に思い出されます。

 

 

そして「ないものはない」を高校生・地域の住民と制作し完成した後に

いよいよ最後の文字入れです。

 

ここからが私の出番です。

当時は妹の桃凜と書道パフォーマンスユニットTOSHIGO(年子なのでこのネーミング。笑)

として揮毫を実施いたしました。

 

 

 

書いているシーンはなんと写真では残っておらずでして・・・笑

 

 

作品が出来上がった後はドローンで記念撮影!

 

ちなみに、制作中の全体像はこんな感じで全体にブルーシートを敷き詰めた

状態で作品を制作しました。

 

 

しばらく撮影などをして乾くのを待ち、、、

 

 

慎重に移動をします。

 

そしてまずは砂浜にてまたまた撮影!

それが冒頭にもあったこちらの写真です

 

 

 

そしていよいよ

今回のメインである「巨大書道作品を海に浮かべたら」を実行!!

 

 

 

見事、海に浮かべる巨大作品が完成しました!

 

 

達成感満載&喜びをわかちあうことができたので

心から楽しい書道パフォーマンスワークショップだったなと思います。

 

 

まとめ

 

これらすべてを企画・実行してくれた高校生は

もちろんのこと、それ以前の打ち合わせの段階でお世話になった

大人の方々(あえて名前はふでておきますね)本当にありがとうございました。

 

 

私にとっても大きな経験・素晴らしい思い出になったのと同じくして

高校生や地域の方にとっても

「めっちゃ大きな書道パフォーマンスしたことあるよ!」

という経験・思い出になってくれていたら嬉しいなと思います!

 

 

そしてこれがきっかけで字を書く楽しみや

書道を学ぶきっかけになっていたら最高だなと思います。

 

 

書道パフォーマンス×ワークショップのお話は

以上になりますがこの後にも

島前高校の男子寮の看板を肉筆で書かせて頂いたり

この日とは別日程で再来島し、出張書道教室を開催したりと

1回だけのご縁で切れることなくお付き合いさせて

もらっております!

 

 

そういったご縁を大切にしてくれる

素敵な町海士町、島前高校の皆様にこの場をかりて

あらためて感謝の意をお伝えしたいと思います。

 

 

そして、2019年のコラボ事例をきっかけに

その他、高校生をはじめとした学生さんと交流する機会も

増えております。

 

大人・子ども関わらず、

・書道パフォーマンス×講演

・書道パフォーマンス×ワークショップ

 

などなど、双方で作りあげていくような

参加型の企画なども承っておりますので

興味ある企業様や団体様があれば

いつでもご連絡ください♪

 

お待ちしております!

 

 

2023.4.13 書道家 上平泰雅

 

 

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